春のバラを見にバラ園へ @神代植物公園2009年06月03日

庭全体が見渡せる沈床式庭園(斜めに撮っててスミマセン・・・)
先月5月17日、すでに2週間以上も前ですが
大好きなバラを見に神代植物公園へ行ってきました。

この日の天気は不安定で、お昼頃までパラパラと雨が降り、
午後は曇ったまま、時々ポツポツといった感じでした。

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神代植物公園はとても広く、入口から南へしばらく進んだ先に
噴水池を中心にしたバラ園があります。

このバラ園は沈床式庭園(チンショウ - シキ - テイエン)という形式(構造)です。
(公園管理室の方にも確認)

沈床庭園や沈床花壇とも呼ばれるみたいです。

これは庭園の中央部が言葉通り沈んでいる構造で、
中央には植物や池、噴水、時に建造物や芸術作品が設置され、
周囲は植物などで覆う造園様式です。

立体的な構造のため、外側からは中央を含む全域が見渡せ、
中央からは庭全体の植物を望める様になっていることが多いです。

きちんと整形しないと機能しないため、割ときっちりした形に造られています。

他、国内でこの形式が有名なのは
神奈川県横浜市の山下公園と、京都府立植物園のようです。

バラ:ハンブルガー フェニックス(Hamburger Phoenix) @神代植物公園2009年06月03日

まず最初にご紹介するのは一重咲きの鮮やかな赤いバラ

ハンブルガー・フェニックスです。
(Hamburger Phoenix)

1954年にドイツのコルデスさんが作出したようです。

ちなみにコルデスさんはドイツの種苗会社コルデスの方です。

親子数代でこれまでに素晴らしいバラをたくさん作出してきたようです。

バラ:マチルダ(Matilda) @神代植物公園2009年06月03日

つづいてはバラ愛好家の方々に有名なバラのマチルダです。

マチルダ
(Matilda)

1988年、フランスのメイアン社で作出された品種です。

メイアン社も元々ご家族ではじめられたようです。