野辺山 アイスキャンドルフェスティバル2012!2012年03月08日

先月、スタッフが野辺山まで出かけた際、道端の看板に「アイスキャンドルフェスティバル」と書かれているのを見つけました。
通いなれた野辺山ですが、冬にそんなイベントあるとは知らず調べてみることに。
すると2012年で17回目となる「野辺山高原アイスキャンドルフェスティバル」についての情報が見つかりました。
これは是非とも参加してみたいと思い、2月11日、気温が氷点下の寒さのなか会場に向かいました。

到着したのは夕方16半頃。辺りはだんだん薄暗くなっていき、この日は稜線がくっきりと見えました。
会場は、かの有名な「国立天文台野辺山」のお隣、ベジタボール・ウィズという施設でした。
会場と駐車場の間に流れる小川のところまで行くと、すでにたくさんのアイスキャンドルに火がつけられ、欄干や会場の足元に並べられていました。

よ~く観察してみると、ここで使われているアイスキャンドルは空になったペットボトルをカットして組み合わせたものに、氷とキャンドルがセットしてありました。素敵なアイディアでした。

画像では少し分かりづらいかもしれませんが、ベジタボールウィズの広場にもたくさんのキャンドルが置かれています。

こちらは建物の近くで展示されていたアイスキャンドル作品展です。
近隣の子供たちによってつくられているようで、どれも色とりどり!
大人顔負けの工夫が凝らされていて感心しました。

こうして会場を歩いてまわっているうちにだいぶ陽が落ち・・・、

辺りは先ほどとはまるで異なる幻想的な景色となりました。
欄干の向こうに見える八ヶ岳のシルエットが一際美しく感じられました。

通りから会場を見た様子。

足元に並べられたキャンドルが道しるべとなっています。

広場中央には、特大サイズのアイスキャンドルが!
この幻想的な景色に加え、空では星が輝き始めていて本当にきれいでした。

しばらくするとその向こうでキャンプファイヤーもごぉごぉと炎をあげてました。

外を歩きまわって身体が冷えたので、建物の中で配られていたホットミルクをいただきました。
すごくおいしくて温まりました。

帰り際、建物の中に「東日本大震災」に関する募金箱が置かれていたので寄付をしてから駐車場に向かっていると、スタッフさんに後ろから声をかけられ、「募金してくれた方にプレゼントしています」と、ピンバッジをいただきました。

宿に戻ってバッジを眺めていると、「2012 NOBEYAMA KOGEN ICE CANDLE FESTIVAL」と縁に書かれていました。
中にはきれいな宇宙の絵・・・?と首をかしげたちょうどその時、会場の方からドーンドーンと大きな音が!

そう・・・、ピンバッジに描かれていたのは花火の絵でした!
冬の終わりの野辺山高原で、素敵な時間を過ごせたお話でした。